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収益認識難易度:

日商簿記検定1級 仕訳問題収益認識 第366問

問題

前問で売上割引を見込み計上した取引について、得意先が期日内に決済し、割引¥10,000が確定した。売掛金¥500,000のうち¥490,000を現金で回収し、計上済の返金負債¥10,000を充当した。決済の仕訳を行う。

選択肢

  1. 1(借) 現金 490,000, 売上割引 10,000 / (貸) 売掛金 500,000
  2. 2(借) 現金 490,000, 返金負債 10,000 / (貸) 売掛金 500,000
  3. 3(借) 現金 500,000 / (貸) 売掛金 500,000
  4. 4(借) 現金 490,000 / (貸) 売掛金 490,000

正解

2. (借) 現金 490,000, 返金負債 10,000 / (貸) 売掛金 500,000

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解説

結論として割引確定分は計上済の返金負債¥10,000を取り崩して充当する。現金回収¥490,000と返金負債¥10,000の合計で売掛金¥500,000を消し込み、(借)現金490,000・返金負債10,000(貸)売掛金500,000とする。前問で販売時に売上割引を変動対価として見込控除し返金負債¥10,000を計上していたため、当期に得意先が期日内決済して割引が確定した時点では、新たに費用を計上する必要はなく、計上済の返金負債を取り崩すだけでよい。理論的に、変動対価として事前に見積計上した返金負債は、対価の変動が確定したときにその確定額を充当して消滅させる。本問では割引¥10,000が確定し、得意先からの実際入金は¥490,000となるため、現金¥490,000と返金負債¥10,000で売掛金¥500,000を完全に消し込む。誤りやすい点は、割引確定時に改めて売上割引(費用)を計上してしまうことである。割引は販売時に既に収益から控除済みであり、返金負債として負債計上されているため、確定時は負債の取り崩しで処理する。見込みと確定の二段階処理を正しく対応させることが重要である。

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