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合併・連結難易度: 標準

日商簿記検定1級 仕訳問題合併・連結 第407問

問題

当社はE社を吸収合併した。E社の諸資産(時価)¥800,000、諸負債(時価)¥350,000で、対価として交付した当社株式の時価総額(全額資本金)は¥400,000であった。合併の仕訳として正しいものを選びなさい。

選択肢

  1. 1(借) 諸資産 800,000, のれん 50,000 / (貸) 諸負債 350,000, 資本金 500,000
  2. 2(借) 諸資産 800,000 / (貸) 諸負債 350,000, 資本金 450,000
  3. 3(借) 諸資産 800,000 / (貸) 諸負債 350,000, 資本金 400,000, 負ののれん発生益 50,000
  4. 4(借) 諸資産 800,000 / (貸) 諸負債 350,000, 資本金 400,000, のれん 50,000

正解

3. (借) 諸資産 800,000 / (貸) 諸負債 350,000, 資本金 400,000, 負ののれん発生益 50,000

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解説

パーチェス法では受入資産・負債を時価評価し、取得原価との差額をのれんまたは負ののれんとして処理する。受入純資産(時価)=諸資産800,000−諸負債350,000=450,000である。取得原価は交付株式の時価総額400,000であり、取得原価400,000が受入純資産450,000を下回るため、その差額450,000−400,000=50,000は負ののれん発生益として処理する。仕訳は借方に諸資産800,000、貸方に諸負債350,000・資本金400,000・負ののれん発生益50,000となる。負ののれん発生益は損益計算書の特別利益に表示され、のれんのように資産計上して償却することはしない。誤りやすいのは、差額を借方にのれんとして計上したり、負ののれんを負債として将来にわたり償却するとする点である。日本の現行基準では負ののれんは発生年度に一括して利益認識する点を押さえておきたい。

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