問題
建物の劣化現象とその対応に関する次の記述のうち、最も適切でないものはどれか。
選択肢
- 1コンクリートの中性化が進行すると、内部鉄筋が腐食し、鉄筋膨張により爆裂やひび割れを引き起こすおそれがある。
- 2外壁タイルの浮きは、放置すると剥落事故につながるため、打診調査等で早期発見し、定期報告制度に基づく報告も必要となる場合がある。
- 3シーリング材の劣化は、外壁からの漏水原因となるため、定期的に打ち替えを行うことが望ましい。
- 4モルタル外壁のヘアークラック(幅0.3mm未満の微細なひび割れ)は、漏水の可能性が高いため、発見次第直ちに大規模補修を行わなければならない。
正解
4. モルタル外壁のヘアークラック(幅0.3mm未満の微細なひび割れ)は、漏水の可能性が高いため、発見次第直ちに大規模補修を行わなければならない。
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
ヘアークラック(幅0.3mm未満)は構造的影響が通常少なく、直ちに大規模補修が必要なものではなく、状況に応じてシーリング・塗装等で経過観察するのが一般的です。したがって、発見次第直ちに大規模補修を行わなければならないとする記述が最も不適切で、これが正解です。コンクリートの中性化による鉄筋腐食・爆裂のおそれを述べた記述、外壁タイルの浮きが剥落事故につながり打診調査や定期報告制度(建基法12条)の対象となるとする記述、シーリング材の経年劣化が漏水原因となり定期的な打ち替えが望ましいとする記述は、いずれも適切な内容です。
一問一答
全範囲を体系的に演習