問題
雨漏り発生時の管理業者の初期対応として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1入居者に費用負担を求めて様子を見る
- 2所有者に報告するのみで対応しない
- 3速やかに現地確認して原因を特定し、応急処置と本格修繕を手配する
- 4保険会社に修繕を全面委託する
正解
3. 速やかに現地確認して原因を特定し、応急処置と本格修繕を手配する
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解説
賃貸人は民法606条1項により賃貸物の使用収益に必要な修繕義務を負い、管理を受託した管理業者は善管注意義務(民法644条)に基づき、雨漏りのような建物の不具合に速やかに対応しなければならない。適切な初期対応は、速やかに現地を確認して漏水経路・原因(屋上防水・外壁・サッシ回り等)を特定し、被害拡大を防ぐ応急処置を行ったうえで、所有者に報告して本格修繕を手配することである。入居者に費用負担を求めて様子を見る、所有者に報告するだけで対応しない、保険会社に全面委託して放置するといった対応は、被害を拡大させ義務違反を問われ得るため不適切である。修繕費用の負担は原因により異なり、経年劣化なら賃貸人、入居者の過失なら入居者負担となる。「現地確認→応急処置→報告→本格修繕」という対応の流れは賃管士試験の頻出パターンである。
一問一答
全範囲を体系的に演習