問題
無負荷で運転する同期電動機(同期調相機)の界磁電流を変化させたときの作用として正しいものはどれか。
選択肢
- 1界磁を強めると進み電流、弱めると遅れ電流をとり無効電力を調整できる
- 2界磁電流を変えても無効電力は一切変化しない
- 3界磁を強めると回転速度が上がる
- 4界磁を弱めると周波数が下がる
正解
1. 界磁を強めると進み電流、弱めると遅れ電流をとり無効電力を調整できる
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
結論として、同期電動機は界磁電流を変えると力率(無効電力)を連続的に調整でき、過励磁で進み・不足励磁で遅れの電流をとる。理由は、界磁を強める(過励磁)と発生する逆起電力が大きくなり、電機子電流が進み位相となってコンデンサのように進み無効電力を供給するからで、この性質を利用したものが同期調相機である。誤答を検討すると、界磁で無効電力が変わらないという記述は同期機最大の特徴を否定しており誤り。同期機の回転速度は周波数と極数で決まり界磁では変わらない。周波数は系統で決まり界磁とは無関係である。試験対策では「同期電動機のV曲線」を思い出し、過励磁=進み(コンデンサ作用)、不足励磁=遅れ(リアクトル作用)と覚える。系統の力率改善・電圧調整に使われる点も頻出である。
一問一答
全420問を繰り返し学習