問題
変圧器の絶縁・冷却に用いられる絶縁油の主な役割の組み合わせとして正しいものはどれか。
選択肢
- 1電圧の昇圧のみ
- 2鉄損の発生源となること
- 3巻線の電気抵抗を増やすこと
- 4巻線間・鉄心間の絶縁と、発生熱の放散(冷却)
正解
4. 巻線間・鉄心間の絶縁と、発生熱の放散(冷却)
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解説
結論として、変圧器の絶縁油は巻線・鉄心まわりの絶縁と、発生熱を外部へ運ぶ冷却の二つの役割を担う。理由は、油は空気より絶縁耐力が高く巻線間や対地の絶縁を強化でき、同時に熱を吸って対流し放熱器(ラジエータ)やタンク壁から外気へ熱を逃がして巻線温度の上昇を抑えるからである。誤答を検討すると、昇圧は巻数比で決まり油の役割ではない、鉄損は鉄心で生じる損失で油が発生源ではない、油が巻線抵抗を増やすこともない。試験対策では「絶縁油=絶縁+冷却」を核に、油入変圧器ではブッフホルツ継電器(内部異常のガス検出)や呼吸装置(吸湿剤で湿気を除く)を備える点、油の劣化(吸湿・酸化)が絶縁低下を招くため絶縁油の点検・更油が保守項目になる点を押さえる。乾式変圧器は油を使わず難燃で建物内設置に向く点も対比で覚える。
一問一答
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