問題
選択肢
- 1導通(通電)試験による電流容量確認
- 2絶縁抵抗測定
- 3部分放電(PD)測定
- 4直流漏れ電流測定(直流高電圧法)
正解
1. 導通(通電)試験による電流容量確認
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
結論として、絶縁劣化の診断として一般的でないのは「導通試験による電流容量確認」である。理由は、導通試験は心線がつながっているか(断線の有無)を確認するもので、絶縁体の劣化状態を評価する診断ではないからである。誤答(=劣化診断に用いる手法)を検討すると、直流漏れ電流測定(直流高電圧を印加し漏れ電流の大きさや時間変化から絶縁を評価)、絶縁抵抗測定(メガーで絶縁抵抗値を測り劣化傾向を把握)、部分放電(PD)測定(絶縁体内部のボイドや電気トリーなどで生じる微小放電を検出)は、いずれも高圧ケーブルの絶縁劣化診断として実用される手法である。CVケーブルでは水トリー劣化が問題となるが、水トリーそのものでは電気トリーと異なり部分放電が観測されないため、水トリー劣化の診断には直流漏れ電流測定や損失電流法・残留電荷法などが用いられる。これらの診断手法の目的を区別して理解しておくことが保守管理上重要である。
一問一答
全420問を繰り返し学習