問題
高圧受電設備で、地絡事故を検出するために用いる零相変流器(ZCT)の検出原理として正しいものはどれか。
選択肢
- 1各相の電圧を測定して合計する
- 2力率の変化を検出する
- 3三相の電線をまとめて貫通させ、正常時はベクトル和がゼロ、地絡時に生じる零相電流を検出する
- 4周波数の変動を検出する
正解
3. 三相の電線をまとめて貫通させ、正常時はベクトル和がゼロ、地絡時に生じる零相電流を検出する
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解説
結論として「三相をまとめて貫通させ、地絡時の零相電流を検出する」が正しい。理由は、零相変流器(ZCT)は三相3線(または必要線)を一括して鉄心に貫通させる構造で、正常時は3線の電流のベクトル和がゼロのため二次出力が現れないが、地絡が起きると大地へ漏れる分だけ和がゼロでなくなり、その零相電流に応じた出力を生じるため、これを地絡継電器で検出して事故を判定するからである。誤答を検討すると、電圧の合計を測るのは零相電圧検出(ZPDなど)の役割でZCTの原理ではない、力率変化や周波数変動の検出も地絡検出原理とは無関係である。「ZCT=三相一括貫通でベクトル和(零相電流)を見る」「地絡継電器GRと組で動作」という関係を理解し、漏電遮断器の検出原理(同じくベクトル和)とも共通点として整理しておく。
一問一答
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