問題
受電設備の容量1000kV·Aに対し、力率を改善して電流を低減する目的で進相コンデンサを設置する。力率を改善することで一般に得られる効果として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1同じ有効電力に対して線電流が減少し、配電線の電力損失が小さくなる
- 2配電線や変圧器の電圧降下が小さくなる
- 3変圧器や配電設備の余裕(空き容量)が増える
- 4無効電力が増加して、設備に流れる皮相電流が大きくなる
正解
4. 無効電力が増加して、設備に流れる皮相電流が大きくなる
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解説
進相コンデンサによる力率改善は、遅れ無効電力を打ち消して無効電力を減少させ、皮相電力(皮相電流)を小さくするのが目的です。したがって「無効電力が増加して皮相電流が大きくなる」とする記述は効果と逆で誤りです。力率が改善されると同じ有効電力でも線電流が減って配電線の電力損失(I²R)が低減し、電圧降下も小さくなり、変圧器・配電設備に空き容量の余裕が生まれるのは正しい効果です。需要家にとっては基本料金の力率割引が受けられる経済的メリットもある点を併せて理解しましょう。
一問一答
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