問題
高圧受電設備に用いられてきたガス絶縁機器の絶縁・消弧媒体であるSF6(六ふっ化硫黄)ガスの性質に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1絶縁耐力が空気より高く、消弧能力に優れる
- 2常温・常圧で無色・無臭の気体である
- 3地球温暖化係数が極めて大きい温室効果ガスである
- 4可燃性が高く、燃焼・爆発の危険が大きい
正解
4. 可燃性が高く、燃焼・爆発の危険が大きい
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解説
結論として誤りは「可燃性が高く、燃焼・爆発の危険が大きい」である。理由は、SF6ガスは不燃性かつ化学的に安定で、燃焼や爆発の危険がないことがむしろ特長であり、可燃性が高いという記述は事実に反するからである。他の選択肢は正しく、SF6は空気よりはるかに高い絶縁耐力をもち消弧(アーク消去)能力に優れるためガス遮断器やガス絶縁開閉器の媒体に用いられ、常温・常圧で無色・無臭の気体であり、一方で地球温暖化係数がCO2の数千倍級と極めて大きい温室効果ガスであるため漏えい防止と回収が強く求められる。SF6は「高絶縁・不燃・安定で電力機器に好適だが、強力な温室効果ガスゆえ環境管理が課題」という二面性で理解し、近年は代替ガスや真空機器への移行が進んでいる点も押さえておく。
一問一答
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