問題
高圧受電設備の接地工事のうち、高圧計器用変成器(VT・CT)の二次側に施し、一次と二次が混触したときに二次側(計器・継電器側)の電位上昇を抑える目的で行う接地工事の種別はどれか。
選択肢
- 1B種接地工事
- 2C種接地工事
- 3D種接地工事
- 4A種接地工事
正解
4. A種接地工事
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
結論としてA種接地工事である。理由は、高圧計器用変成器(VT・CT)の二次側には、一次の高圧巻線と二次巻線が万一混触したときに二次側(計器や保護継電器の回路)の対地電位が高圧まで上昇して感電・機器損傷を招くのを防ぐため、A種接地工事(原則10Ω以下)を施すと定められているからである。誤答を検討すると、B種接地工事は電力用変圧器の低圧側中性点に施す高低圧混触防止の接地で計器用変成器二次側とは対象が異なる、C種・D種接地工事は低圧(300V超/300V以下)機器の金属製外箱に施す接地で目的が異なる。高圧計器用変成器の二次側接地はA種という点が頻出で、A種は「高圧・特別高圧機器の外箱、避雷器、高圧計器用変成器の二次側」など高圧系の保護に広く用いられる、と適用対象をまとめて覚えるのが要点である。
一問一答
全420問を繰り返し学習