問題
鉛中毒の症状として、最も特徴的なものはどれか。
選択肢
- 1振戦と精神症状
- 2腹部疝痛と貧血
- 3間質性肺炎
- 4末梢神経炎のみ
- 5皮膚の色素沈着のみ
正解
2. 腹部疝痛と貧血
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解説
鉛中毒の特徴的症状は、腹部疝痛(鉛仙痛)と貧血です。鉛はヘム(血色素)合成経路のδ-アミノレブリン酸脱水酵素などを阻害するため赤血球がうまく作れず、低色素性の貧血が生じ、尿中δ-ALAやコプロポルフィリンが増加してこれが健診の指標になります。振戦や精神症状は無機水銀中毒に特徴的なもので鉛とは区別します。末梢神経炎だけ・皮膚の色素沈着だけといった単一症状の記述は、腹部症状と貧血が併存する鉛中毒の全体像を表しておらず不適切です。鉛則(鉛中毒予防規則)では作業環境測定や6か月以内ごとの特殊健康診断が義務付けられています。「鉛は腹が痛くなり血が薄くなる」と腹部疝痛+貧血のセットで押さえると混同を防げます。
一問一答
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