問題
有機溶剤の人体への影響として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1脂溶性が高く、脳・神経系への影響が大きい
- 2皮膚や粘膜の刺激作用がある
- 3蒸気は空気より重く、低所に滞留しやすい
- 4すべての有機溶剤は無色透明である
- 5肝臓・腎臓への障害を引き起こすものがある
正解
4. すべての有機溶剤は無色透明である
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
すべての有機溶剤が無色透明とは限らず、着色されているものもあるため、この記述が誤りです。有機溶剤は脂溶性が高く脳・神経系に移行しやすいため中枢神経抑制作用(麻酔作用・めまい・頭痛)を示し、皮膚や粘膜への刺激作用、種類によっては肝臓・腎臓への障害を起こす、蒸気が空気より重く低所に滞留しやすい、という他の記述はいずれも正しい特徴です。有機溶剤中毒予防規則では毒性の強さで第1種〜第3種に分類し、容器や作業場所に赤・黄・青の色分け表示を義務付けています。蒸気比重が大きいことから、ピットやタンク内など低い場所での酸欠・中毒事故に特に注意が必要です。「脂に溶けて脳に効く」と脂溶性→神経影響の流れで覚えましょう。
一問一答
全300問を繰り返し学習