問題
硫化水素中毒に関する記述として、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1腐卵臭があるが高濃度では嗅覚麻痺を起こす
- 2空気より重く低所に滞留しやすい
- 3濃度700ppm以上で即死する
- 4低濃度で慢性中毒のみを起こし、急性中毒は起こらない
- 5細胞内呼吸を阻害する
正解
4. 低濃度で慢性中毒のみを起こし、急性中毒は起こらない
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解説
硫化水素は代表的な急性中毒ガスであり、「低濃度で慢性中毒のみを起こし急性中毒は起こらない」という記述が誤りです。実際には濃度100〜200ppmで嗅覚が麻痺し、500ppmで肺水腫、700ppm以上では意識喪失・呼吸停止(ノックダウン現象)が瞬時に起こります。腐卵臭がありますが高濃度では嗅覚が麻痺してかえって危険を感じにくくなる、空気より重く(比重約1.19)低所に滞留する、チトクロームオキシダーゼを阻害し細胞内呼吸を止める、という他の記述は正しい特徴です。マンホール・タンク・下水道などで蓄積しやすく、第2種酸素欠乏危険作業に該当します。「臭いに慣れた頃が一番危ない」と急性毒性の怖さを覚えましょう。
一問一答
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