問題
一酸化炭素中毒の発生機序として、正しいものはどれか。
選択肢
- 1ヘモグロビンとの結合により酸素運搬能力を低下させる
- 2神経伝達物質の放出を阻害する
- 3皮膚の角質層を破壊する
- 4骨髄での赤血球産生を抑制する
- 5腎尿細管での再吸収を阻害する
正解
1. ヘモグロビンとの結合により酸素運搬能力を低下させる
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解説
一酸化炭素(CO)はヘモグロビンと酸素の200〜300倍もの強い親和性で結合してカルボキシヘモグロビン(CO-Hb)を作り、血液の酸素運搬能力を著しく低下させて組織を酸欠にするため、この機序が正しいものです。神経伝達物質の放出阻害、皮膚角質層の破壊、骨髄での赤血球産生抑制、腎尿細管での再吸収阻害は、いずれもCOの作用ではありません。COは無色・無臭で気付きにくく、頭痛・めまい・吐き気から始まり、高濃度では意識消失・死亡に至ります。CO-Hbが50%以上で重症、70%以上で死亡の危険があり、治療は高濃度酸素吸入や高圧酸素療法です。「酸素の席をCOが奪う」と競合結合のイメージで覚えましょう。
一問一答
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