問題
損害保険の基本原則に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1利得禁止の原則とは、保険金の支払いにより被保険者が利益を得ることを禁止する原則である。
- 2被保険利益とは、ある物や人について偶然の事故が発生した場合に、被保険者が被る損害のことである。
- 3損害保険では、保険価額を超える保険金額を設定した超過保険の場合、保険価額を超える部分も有効である。
- 4告知義務は、保険契約者および被保険者が保険者に対して負うものである。
正解
3. 損害保険では、保険価額を超える保険金額を設定した超過保険の場合、保険価額を超える部分も有効である。
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解説
損害保険は実損てん補が原則であり、保険金の支払いによって被保険者が利益を得てはならない(利得禁止の原則)。保険金額が保険価額(被保険利益の評価額)を超える超過保険では、保険価額を超える部分から保険金が支払われることはなく、保険法上、保険契約者が善意かつ重大な過失なく契約した場合にはその超過部分を取り消すことができる。したがって超過部分も有効とする本肢が不適切である。他の肢は適切で、被保険利益は偶然の事故の発生により被保険者が損害を被るおそれのある経済的利益であり、告知義務は保険契約者および被保険者が保険者(保険会社)に対して負う。FP2級では、保険金額が保険価額と等しい全部保険、保険金額が保険価額に満たない一部保険(比例てん補により保険金が削減される)と超過保険の3区分の比較が頻出である。
一問一答
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