問題
日本銀行のイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)に関する記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢
- 1短期金利のみを操作対象とする政策である
- 2短期金利と長期金利の両方を操作対象とする政策である
- 3為替レートを直接操作する政策である
- 4株価を一定水準に維持する政策である
正解
2. 短期金利と長期金利の両方を操作対象とする政策である
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解説
【正解】短期金利と長期金利の両方を操作対象とする政策である 【解説】 イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)は、日本銀行が2016年9月から導入した金融政策の枠組みで、短期金利(日銀当座預金の政策金利残高へのマイナス金利適用)と長期金利(10年物国債金利の誘導目標)の両方を操作対象とします。「短期金利のみを操作」は誤りで、長期金利も含めて両方を操作するのが特徴です。「為替レートを直接操作」も誤りで、YCCは金利を介して経済に働きかけるもので、為替の直接操作は為替介入の領域です。「株価を一定水準に維持」も誤りで、株価維持を直接の目的とする政策ではありません(ただしETF買入れ等は別途行われていました)。 【関連知識】 ■YCCの仕組み ・短期金利: 日銀当座預金の政策金利残高にマイナス0.1%適用 ・長期金利: 10年物国債金利が0%程度で推移するよう誘導 ・上下に変動を許容する変動幅を設定(時期により拡大) ■主要な金融政策手段 ・公開市場操作(オペレーション): 国債等の売買で資金供給・吸収 ・準備預金制度: 法定準備率による信用創造調整 ・金利政策: 政策金利の誘導目標設定 ・量的・質的金融緩和: マネタリーベース拡大、長期国債・ETF・REIT等の買入れ ■YCCの近年の変遷 ・2016年9月: YCC導入 ・2018年・2021年・2022年・2023年: 変動幅の拡大 ・2024年3月: マイナス金利政策・YCC・ETF買入れ等の解除(金融政策の正常化) ■金融政策決定会合 ・年8回開催 ・政策委員9名(総裁・副総裁2名・審議委員6名)の多数決
一問一答
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