問題
法律不遡及の原則の意味は何か。
選択肢
- 1法律は原則として遡及適用されない
- 2法律は常に遡及する
- 3法律は将来のみ適用
- 4法律の改正は不可
正解
1. 法律は原則として遡及適用されない
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
法律不遡及の原則とは、新たに制定・改正された法令は、その施行前に生じた事実や行為には遡って適用されないという法適用上の原則であり、既得の権利を保護し、法的安定性と国民の予測可能性を確保する趣旨である。特に刑罰法規については、実行の時に適法であった行為を事後に処罰することを禁じる遡及処罰の禁止が憲法39条で明文化され、絶対的に保障される。常に遡及する・改正は不可は原則と無関係であり、将来のみ適用は例外の存在を無視した表現で不正確である。立法政策上、国民に利益となる遡及適用は許され得るのであり、犯罪後に刑が軽く変更されたときは軽い刑を適用する刑法6条がその例である点が頻出である。
一問一答
全600問を繰り返し学習