問題
日本の通貨制度に関する次の記述のうち、妥当でないものはどれか。
選択肢
- 1日本銀行は唯一の発券銀行であり日本銀行券を発行する。
- 2日本銀行は政府の銀行として国庫金の出納事務を行う。
- 3日本銀行は銀行の銀行として市中銀行に資金を貸し付ける。
- 4日本銀行の最高意思決定機関は政策委員会である。
- 5日本銀行の総裁は国会の選挙で選出される。
正解
5. 日本銀行の総裁は国会の選挙で選出される。
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解説
日本銀行法23条1項は、総裁及び副総裁は両議院の同意を得て内閣が任命すると定めており、国会の選挙で選出されるのではないため、肢5が妥当でない。審議委員も同様の国会同意人事である(同条2項)。肢1のとおり日本銀行はわが国唯一の発券銀行として日本銀行券を発行し(46条)、肢2のとおり政府の銀行として国庫金の取扱いを行い(35条)、肢3のとおり銀行の銀行として市中金融機関から当座預金を受け入れ、資金の貸付け等を行う。肢4のとおり最高意思決定機関は、総裁1名・副総裁2名・審議委員6名の計9名で構成される政策委員会であり、金融政策決定会合において金融市場調節方針等を決定する。日本銀行の金融政策の自主性の尊重(3条)、発券銀行・政府の銀行・銀行の銀行という三つの機能、総裁の任命手続は、一般知識の金融分野における頻出ポイントである。
一問一答
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