問題
次の事例を読んで、問いに答えなさい。【事例】Dさん(78歳、男性)は2型糖尿病とパーキンソン病があり、介護老人保健施設に入所している。動作が緩慢で小刻みに歩き、方向転換時にふらつくことがある。 パーキンソン病のあるDさんの歩行・移動の介助として、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
- 1すくみ足で動き出しにくいときは、声かけや床の目印など「きっかけ」を活用する
- 2小刻み歩行で前のめりになりやすいので、後ろから強く背中を押して急がせる
- 3転倒を防ぐため、自分で歩く練習は一切させない
- 4方向転換は素早く回るほうが安全である
- 5動作が遅いので、本人を急かして速く動くよう指示する
正解
1. すくみ足で動き出しにくいときは、声かけや床の目印など「きっかけ」を活用する
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解説
パーキンソン病では、動作緩慢、小刻み歩行、前傾姿勢、最初の一歩が出にくい「すくみ足」、突進現象(前のめりに加速する)、方向転換時の不安定さなどがみられ、転倒しやすい。歩き出しにくいときは「いち・に」の号令やリズム、床のテープなどの視覚的な目印といった「きっかけ(手がかり)」を使うと動きやすくなる。急かしたり背中を押したりすると前のめりに加速し転倒の危険がある。方向転換はゆっくり大回りで行い、環境を整えて安全に配慮しながら、本人ができる歩行を活かして自立を支えることが大切である。
一問一答
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