問題
【事例(前問の続き)】夕方、Kさんが不安そうな表情で「家に帰らないと、子どもが待っているから」と玄関に向かおうとしている。──問2:このときの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
- 1「ここがあなたの家です」と強く言って、玄関の前で立ち止まらせる
- 2「お子さんが待っているのですね」とまず気持ちを受け止め、お茶に誘うなどして安心できるよう関わる
- 3危ないので、出て行けないよう居室に鍵をかけて閉じ込める
- 4「さっきも言いましたよね」と、間違いをはっきり指摘して分からせる
- 5相手にすると刺激するので、声をかけず一人にしておく
正解
2. 「お子さんが待っているのですね」とまず気持ちを受け止め、お茶に誘うなどして安心できるよう関わる
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解説
夕暮れ症候群で「家に帰る」と訴える認知症の人への対応では、本人の中にある不安や「子どものもとに帰らなければ」という思いを否定せず、まず「お子さんが待っているのですね」と気持ちを受け止める(受容・共感)ことが基本である。そのうえでお茶や好きな活動に誘うなどして注意をそらし、安心できる雰囲気をつくると落ち着きやすい。「ここがあなたの家」と事実を突きつけたり間違いを指摘したりすると、本人は理解できず混乱や不安・興奮が強まる。鍵をかけて閉じ込めるのは身体拘束にあたり、本人の尊厳と安全を損なう。放置も不安を強めるため不適切で、穏やかに寄り添う関わりが求められる。
一問一答
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