問題
次の事例を読んで、問いに答えなさい。【事例】Kさん(79歳、女性)はアルツハイマー型認知症(要介護2)で、夫を亡くしてから長男夫婦と同居している。日付や時間が分からなくなることが増え、夕方になると落ち着かず「自分の家に帰らなければ」と玄関に向かおうとする。──問1:Kさんに夕方みられるこの状態を表す言葉として、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
- 1レム睡眠行動障害
- 2夕暮れ症候群(夕暮れ時に落ち着かなくなる状態)
- 3せん妄の一種である日中の傾眠
- 4パニック障害の発作
- 5幻覚を伴うレビー小体型認知症の特徴的症状
正解
2. 夕暮れ症候群(夕暮れ時に落ち着かなくなる状態)
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解説
認知症の人が、夕方から夜にかけて落ち着かなくなり、そわそわしたり「家に帰る」と訴えて出て行こうとしたり、不安・興奮が強まる状態は「夕暮れ症候群(夕暮れ時症候群)」と呼ばれ、行動・心理症状(BPSD)の一つである。日中の疲れ、薄暗くなることによる不安、生活リズムの乱れなどが関係するとされる。レム睡眠行動障害は睡眠中に夢に反応して大声や体動が出る別の症状で、レビー小体型認知症でみられやすい。せん妄の傾眠やパニック障害の発作とも異なる。この状態を理解することは、Kさんの不安に寄り添った適切な対応を考える前提となる。
一問一答
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