問題
次の事例を読んで、問いに答えなさい。【事例】Nさん(86歳、男性)は脱水と肺炎で入院していたが回復し、要介護3で特別養護老人ホームに入所した。嚥下機能が低下しており、食事中にときどきむせる。本人は「口から食べたい」と希望している。──問1:Nさんの食事支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
- 1むせるので、本人の希望に関わらずただちに経管栄養に切り替える
- 2医師・看護師・管理栄養士などと連携し、とろみや食形態を調整しながら、安全に口から食べられるよう支援する
- 3むせても気にせず、健康な人と同じ食事を普通の速さで食べさせる
- 4誤嚥が怖いので、食事も水分も控えるよう本人に伝える
- 5食事中にむせたら、ただちに食事をやめて二度と口から食べさせない
正解
2. 医師・看護師・管理栄養士などと連携し、とろみや食形態を調整しながら、安全に口から食べられるよう支援する
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解説
Nさんには嚥下機能の低下があり誤嚥のリスクがあるが、「口から食べたい」という本人の強い希望は尊重すべき大切なものである。介護福祉職は医師・看護師・言語聴覚士・管理栄養士などの多職種と連携し、嚥下の評価に基づいて食事の形態(刻み・やわらか食・ペースト食など)を調整し、水分にとろみをつけ、姿勢を整え、一口量や食べる速さに配慮しながら、できる限り安全に口から食べることを支える。むせがあるからとすぐ経管栄養に切り替えるのは本人の希望や楽しみを軽視している。健康な人と同じ食事を急いで食べさせる、水分まで控える、一度のむせで二度と食べさせないといった対応は、誤嚥や脱水・低栄養・QOL低下を招き不適切である。
一問一答
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