問題
【事例(前問の続き)】Mさんは歩行が不安定で、夜間にトイレへ行こうとして転倒しかけたことがある。──問3:Mさんの転倒を防ぐための支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
- 1転ぶといけないので、ベッドを柵で囲んで夜間は動けないようにする
- 2ベッドからトイレまでの動線の障害物を片づけ、手すりや足元灯を設け、必要に応じて見守りや誘導を行う
- 3夜間の水分を一切とらせないようにして、トイレに行かせない
- 4歩けるうちは危険なので、日中もずっと車いすに座らせておく
- 5転倒は防げないものなので、特に対策はしない
正解
2. ベッドからトイレまでの動線の障害物を片づけ、手すりや足元灯を設け、必要に応じて見守りや誘導を行う
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解説
パーキンソン症状による小刻みで不安定な歩行に加え、夜間は暗く覚醒も不十分で転倒しやすい。転倒予防には、ベッドからトイレまでの動線にある障害物を片づけ、手すりを設置し、足元灯などで適度な明るさを確保したうえで、必要に応じて声かけ・見守り・トイレ誘導を行う環境面と人的支援の組み合わせが適切である。ベッドを柵で囲んで動けなくするのは身体拘束にあたり、原則として許されず、無理に乗り越えようとしてかえって危険である。夜間の水分を一切断つのは脱水を招くため不適切。歩ける力があるのに一日中車いすに固定すると機能低下を招く。「防げないから対策しない」という姿勢も専門職として不適切である。
一問一答
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