問題
生産量が販売量を上回り期末製品在庫が期首より増加した場合、全部原価計算と直接原価計算の営業利益の大小関係として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1直接原価計算の営業利益の方が大きくなる
- 2両者の営業利益は必ず一致する
- 3全部原価計算の営業利益の方が大きくなる
- 4固定費の額にかかわらず直接原価計算の方が常に大きい
正解
3. 全部原価計算の営業利益の方が大きくなる
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
全部原価計算では固定製造原価が製品原価に含まれるため、生産量が販売量を上回り期末在庫が増加すると、在庫の増加分に対応する固定製造原価が期末棚卸資産として次期に繰り延べられ、当期費用から除かれる。一方直接原価計算は固定製造原価を全額当期の期間費用とする。したがって在庫増加時は全部原価計算の営業利益の方が大きくなる。「直接原価計算の営業利益の方が大きくなる」のは在庫が減少する場合の関係で、本問とは逆。「両者の営業利益は必ず一致する」のは生産量と販売量が等しく在庫増減がない場合に限られる。「固定費の額にかかわらず直接原価計算の方が常に大きい」も誤りで、大小関係は在庫の増減方向で決まる。
一問一答
5科目1,000問を科目別に学習