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管理会計論難易度:

公認会計士 一問一答管理会計論 第155問

問題

不採算のA事業部(貢献利益年間300万円、個別固定費200万円、本社共通費配賦150万円)を廃止すべきか検討している。本社共通費は廃止しても他事業部に再配賦されるだけで総額は変わらない。この事業部を廃止すべきか。

選択肢

  1. 1廃止すべきである。貢献利益より配賦費用の合計が大きいため
  2. 2廃止すべきである。共通費配賦後の営業損失50万円が解消されるため
  3. 3廃止すべきでない。廃止すると貢献利益300万円のうち個別固定費200万円を差し引いた100万円の利益が失われるため
  4. 4廃止すべきでない。共通費150万円が他部門に移り不公平になるため

正解

3. 廃止すべきでない。廃止すると貢献利益300万円のうち個別固定費200万円を差し引いた100万円の利益が失われるため

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解説

セグメントの継続・廃止の判断では、廃止によって回避できる原価と失われる収益を比較する。A事業部を廃止すると貢献利益300万円が失われる一方、回避できるのは個別固定費200万円のみで、本社共通費150万円は総額不変(他部門へ再配賦されるだけ)のため回避できない。差額は貢献利益300万円-回避可能固定費200万円=100万円の利益減となるため、廃止すべきでない。よって100万円の利益が失われるとする内容が正しい。共通費配賦後の営業損失50万円の解消を理由に廃止する内容は、回避不能な共通費を判断に含めた誤りである。貢献利益より配賦費用合計が大きいことを根拠とする内容も同様に埋没費用を混入させており誤りである。共通費の再配賦による不公平を廃止しない理由とする内容は、意思決定基準を誤っている。

一問一答

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