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管理会計論難易度:

公認会計士 一問一答管理会計論 第156問

問題

意思決定における「機会原価(opportunity cost)」の説明として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1将来支出することが確定している現金支出原価
  2. 2過去に支出され回収できない原価
  3. 3製品の製造に直接要した材料費と労務費の合計
  4. 4ある代替案を選択したことにより断念した他の代替案から得られたはずの最大の利益

正解

4. ある代替案を選択したことにより断念した他の代替案から得られたはずの最大の利益

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解説

機会原価とは、ある代替案を選択することによって断念せざるを得なかった他の代替案から得られたはずの利益のうち最大のものをいう。会計帳簿には記録されないが、意思決定においては選択の犠牲として関連原価に含めて考慮する必要がある。よって断念した最大の利益とする内容が正しい。過去に支出され回収できない原価は埋没原価(サンクコスト)の説明であり、機会原価とは異なるため誤りである。直接材料費と直接労務費の合計は直接費(製造直接費)の説明であって機会原価ではないため誤りである。将来の現金支出が確定している原価は現金支出原価(アウトオブポケットコスト)の説明であり、実際の支出を伴わない機会原価とは概念が異なるため誤りである。機会原価は特に生産能力に制約がある場合の意思決定で重要となる。

一問一答

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