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管理会計論難易度:

公認会計士 一問一答管理会計論 第160問

問題

差額原価収益分析において「埋没原価(sunk cost)」を意思決定から除外する理由として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1固定費であって変動費ではないから
  2. 2将来の現金支出を伴わないため税務上損金にならないから
  3. 3過去に発生したものは会計帳簿に記録されないから
  4. 4いずれの代替案を選択しても金額が変化せず、差額が生じないため

正解

4. いずれの代替案を選択しても金額が変化せず、差額が生じないため

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解説

埋没原価は過去に既に発生し、どの代替案を選んでも回収できず金額も変化しない原価である。意思決定は代替案間で差の生じる差額原価に基づいて行うため、差額の生じない埋没原価は判断から除外する。よって代替案間で差額が生じないためとする内容が正しい。税務上の損金該当性は意思決定からの除外理由ではなく、そもそも埋没原価は過去に費用計上済みであるから、税務を理由とする内容は誤りである。埋没原価は過去に発生した実際原価であり会計帳簿に記録されているため、記録されないとする内容は事実に反し誤りである。埋没原価には固定費だけでなく過去に消費した変動費的なものも含まれ得るし、固定費であっても将来回避可能なら関連原価となるため、固定費だから除外するという内容は誤りである。除外の本質は「差額の有無」にある。

一問一答

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