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管理会計論難易度:

公認会計士 一問一答管理会計論 第161問

問題

設備投資の経済性計算において「貨幣の時間価値」を考慮する理由として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1同額の現金でも受け取る時点が異なれば価値が異なり、早期の現金の方が運用機会があるため価値が高いから
  2. 2インフレーションによって将来の物価が必ず上昇するから
  3. 3将来のキャッシュフローは名目額が大きくなるため割り引く必要があるから
  4. 4会計上の利益は発生主義で計算され現金と一致しないから

正解

1. 同額の現金でも受け取る時点が異なれば価値が異なり、早期の現金の方が運用機会があるため価値が高いから

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解説

貨幣の時間価値とは、同じ金額であっても受け取る時点が異なれば価値が異なるという概念である。今受け取る現金は運用(再投資)することで利息や収益を生むため、将来受け取る同額の現金より価値が高い。設備投資は長期にわたるため、各期のキャッシュフローを現在価値に割り引いて比較する。よって早期の現金は運用機会があり価値が高いとする内容が正しい。時間価値は運用機会(利子率)に基づく概念であり、インフレは別要因であるため、物価上昇を必ず理由とする内容は誤りである。将来キャッシュフローの名目額が大きくなるから割り引くという内容は因果が逆で誤りである。発生主義と現金の不一致は現金主義で評価する理由の説明ではあるが、時間価値を考慮する理由そのものではないため誤りである。時間価値は割引計算の根拠となる。

一問一答

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