問題
ライフサイクル・コスティングの考え方として最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1会計期間ごとに発生した費用を期間損益に配分する
- 2製品の量産開始後の製造原価のみを集計して管理する
- 3製品の企画・開発から生産・使用・廃棄に至るライフサイクル全体で発生するコストを把握・管理する
- 4製品を市場投入した最初の1年間のコストのみを対象とする
正解
3. 製品の企画・開発から生産・使用・廃棄に至るライフサイクル全体で発生するコストを把握・管理する
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解説
ライフサイクル・コスティングは、製品の企画・研究開発から設計・生産・販売・使用・アフターサービス・廃棄に至るまでの、製品のライフサイクル全体にわたって発生するコストを総合的に把握・管理する手法である。上流の設計段階でその後のコストの大部分が決定されるため、ライフサイクル全体を視野に入れた原価管理が重要となる。よってライフサイクル全体のコストを把握・管理するとする内容が正しい。量産開始後の製造原価のみを集計するとする内容は、開発費や廃棄費用など製造以外の段階を無視しており、ライフサイクル全体を対象とする趣旨に反するため誤りである。会計期間ごとに費用を期間損益に配分するのは財務会計上の期間損益計算の話であり、製品のライフサイクルを軸とするコスティングとは異なるため誤りである。市場投入後1年間のコストのみを対象とする内容は、ライフサイクル全体という前提に反しており誤りである。使用者側のコスト(運用・保守費)まで含めて捉える点も特徴である。
一問一答
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