公認会計士に戻る
管理会計論難易度:

公認会計士 一問一答管理会計論 第198問

問題

品質原価計算における予防コストと失敗コストの一般的な関係を説明した記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1評価コストを削減すれば必ず総品質コストが低下する
  2. 2予防コストや評価コストへの投資を増やすと、内部失敗コストや外部失敗コストが減少する傾向があり、両者にはトレードオフの関係がある
  3. 34種類の品質コストはいずれも相互に無関係で独立している
  4. 4予防コストを増やすほど失敗コストも比例して増加する

正解

2. 予防コストや評価コストへの投資を増やすと、内部失敗コストや外部失敗コストが減少する傾向があり、両者にはトレードオフの関係がある

詳しい解説を見る

解説

品質原価計算では、予防コスト(不良発生を防ぐための教育・工程改善など)や評価コスト(検査・試験)への投資を増やすと、不良そのものが減り、内部失敗コスト(社内での仕損・手直)や外部失敗コスト(クレーム・返品)が減少する傾向がある。すなわち予防・評価コストと失敗コストの間にはトレードオフの関係があり、総品質コストを最小化する最適な品質水準を探ることが管理の目的となる。よって予防・評価投資が失敗コストを減らすトレードオフ関係があるとする内容が正しい。予防コストを増やすほど失敗コストも比例増加するとする内容は関係を逆に捉えており誤りである。4種類の品質コストが相互に無関係で独立しているとする内容は、投資の配分により総額が変化するトレードオフ関係を無視しており誤りである。評価コストを削減すれば必ず総品質コストが低下するとする内容は、検査を減らすと不良流出により失敗コストが増える可能性を無視しており誤りである。適切な品質水準の追求が要点である。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

管理会計論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では会計士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。公認会計士試験は財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の短答式科目に租税法を加えた体系で構成されます。受験資格は不要で、簿記や税理士学習からのステップアップにも向いています。