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監査論難易度:

公認会計士 一問一答監査論 第51問

問題

監査契約の新規の締結に先立って監査人が実施すべき事項として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1財務報告の枠組みの受入可能性や経営者が自らの責任を認識しているかなど、監査の前提条件が満たされているかを確かめる
  2. 2財務諸表項目ごとの重要な虚偽表示リスクを最終的に確定し、実証手続の範囲を確定する
  3. 3実施した監査手続の結果を評価し、表明すべき監査意見の類型を決定する
  4. 4内部統制の運用状況の評価手続を完了させ、統制リスクを最終的に評価する

正解

1. 財務報告の枠組みの受入可能性や経営者が自らの責任を認識しているかなど、監査の前提条件が満たされているかを確かめる

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解説

監査基準委員会報告書210は、監査契約の新規締結・更新に際して「監査の前提条件」が満たされているかを確かめることを求めている。具体的には、経営者が採用する財務報告の枠組みが受入可能か、経営者が財務諸表作成責任・内部統制整備運用責任・監査人への情報提供責任を認識し合意しているか、を確認する。あわせて経営者の誠実性や独立性、監査を実施する適性・能力も検討する。「重要な虚偽表示リスクを最終的に確定し実証手続の範囲を確定する」ことは、契約締結後の監査計画・リスク評価の段階で行う事項であり、締結前ではない。「監査手続の結果を評価し監査意見の類型を決定する」ことは監査の最終段階の作業である。「内部統制の運用状況の評価手続を完了させる」ことも監査実施段階の手続であり、いずれも契約締結の前提として求められる事項ではない。

一問一答

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