公認会計士に戻る
監査論難易度: 標準

公認会計士 一問一答監査論 第53問

問題

監査計画における「監査の基本的な方針」と「詳細な監査計画」の関係についての記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1詳細な監査計画を先に確定し、その内容を要約したものが監査の基本的な方針である
  2. 2監査の基本的な方針は監査完了後に事後的に作成する総括文書である
  3. 3監査の基本的な方針は監査の範囲・時期・方向性を設定するものであり、それを踏まえて実施すべき監査手続の種類・時期・範囲を定めた詳細な監査計画を策定する
  4. 4両者は独立に策定され、相互に関連づけて見直されることはない

正解

3. 監査の基本的な方針は監査の範囲・時期・方向性を設定するものであり、それを踏まえて実施すべき監査手続の種類・時期・範囲を定めた詳細な監査計画を策定する

詳しい解説を見る

解説

監査基準委員会報告書300は、監査計画に「監査の基本的な方針」と「詳細な監査計画」を含めるとする。監査の基本的な方針は、監査業務の範囲・監査の実施時期・方向性を設定し、詳細な監査計画の策定を導くものである。詳細な監査計画は、この基本的な方針を踏まえ、リスク評価手続やリスク対応手続として実施すべき監査手続の種類・時期・範囲を定める。したがって基本的な方針が先で詳細計画が後であり、「詳細な監査計画を先に確定しそれを要約したものが基本的な方針」とするのは順序が逆で誤りである。監査計画は監査を効果的・効率的に実施するため監査に先立って策定するものであり、「監査完了後に事後的に作成する総括文書」ではない。監査計画は監査の進行に応じて必要に応じ見直し・更新される継続的・反復的なプロセスであり、両者は密接に関連するから、「独立に策定され相互に関連づけて見直されることはない」も誤りである。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

監査論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では会計士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。公認会計士試験は財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の短答式科目に租税法を加えた体系で構成されます。受験資格は不要で、簿記や税理士学習からのステップアップにも向いています。