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監査論難易度:

公認会計士 一問一答監査論 第89問

問題

内部統制の意義(目的)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1業務の有効性・効率性、財務報告(報告)の信頼性、事業活動に関わる法令等の遵守、資産の保全という目的の達成のために、企業内のすべての者によって遂行されるプロセスである
  2. 2内部統制は財務報告の信頼性を確保することのみを唯一の目的とし、他の目的とは無関係である
  3. 3内部統制は経営者個人の権限を強化するために設けられる仕組みである
  4. 4内部統制は監査人が企業のために構築し運用するプロセスである

正解

1. 業務の有効性・効率性、財務報告(報告)の信頼性、事業活動に関わる法令等の遵守、資産の保全という目的の達成のために、企業内のすべての者によって遂行されるプロセスである

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解説

内部統制の基本的枠組み(財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準等)及びCOSOの定義によれば、内部統制とは、業務の有効性及び効率性、財務報告(報告)の信頼性、事業活動に関わる法令等の遵守、並びに資産の保全という四つの目的の達成について合理的な保証を得るために、経営者、取締役会、監査役等及びその他の企業構成員によって遂行されるプロセスである。したがって内部統制の目的は財務報告の信頼性に限られないから、「財務報告の信頼性の確保のみを唯一の目的とする」は誤りである。内部統制は組織目的の達成のための仕組みであって、「経営者個人の権限を強化するために設けられる」ものではない。内部統制は企業自身が構築し運用するものであって監査人が構築・運用するものではないから、「監査人が企業のために構築し運用するプロセス」も誤りである。

一問一答

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