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監査論難易度: 標準

公認会計士 一問一答監査論 第98問

問題

内部統制の「整備状況の評価」と「運用状況の評価」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1整備状況の評価とは、内部統制が期間を通じて意図したとおり継続的に運用されているかを確かめることをいう
  2. 2整備状況の評価とは統制が虚偽表示を防止・発見・是正し得るよう適切に設計され業務に適用されているかを評価することをいい、運用状況の評価とは統制が期間を通じて意図したとおり有効に運用されているかを確かめることをいう
  3. 3整備状況の評価と運用状況の評価は同一の概念であり、両者を区別する意味はない
  4. 4運用状況の評価は、統制の設計が適切かどうかのみを一時点で確かめれば足りる

正解

2. 整備状況の評価とは統制が虚偽表示を防止・発見・是正し得るよう適切に設計され業務に適用されているかを評価することをいい、運用状況の評価とは統制が期間を通じて意図したとおり有効に運用されているかを確かめることをいう

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解説

監査基準委員会報告書315及び330によれば、内部統制の整備状況の評価とは、統制が、単独で又は他の統制と組み合わさって、重要な虚偽表示を有効に防止し又は発見・是正し得るように適切に設計されているか、及びそれが業務に適用されているかを評価することをいう。これに対し運用状況の評価(運用評価手続)とは、統制が対象期間を通じて意図したとおりに有効に運用されているかどうかを確かめることをいい、統制の実施者や実施の一貫性なども対象となる。したがって「整備状況の評価とは期間を通じて継続的に運用されているかを確かめること」は運用状況の評価の説明と取り違えており誤りである。両者は評価する対象(設計・適用と、期間を通じた運用)が異なる別個の概念であるから、「同一の概念で区別する意味はない」は誤りである。運用状況の評価は一時点の設計の適否にとどまらず期間を通じた運用を確かめるものであるから、「設計が適切かどうかのみを一時点で確かめれば足りる」も誤りである。

一問一答

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