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監査論難易度:

公認会計士 一問一答監査論 第104問

問題

監査人が売上取引の承認統制について運用評価手続を実施したところ、想定を上回る逸脱を発見した。この場合の対応として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1逸脱は例外的事象であるため、当初計画どおり内部統制に全面的に依拠して実証手続を減らす
  2. 2逸脱の件数が僅少であれば、原因を調査せずに内部統制は有効であると結論づける
  3. 3内部統制の有効性の評価は変えず、経営者に口頭で改善を要請するにとどめる
  4. 4逸脱の内容と原因を調査し、内部統制への依拠の程度を見直したうえで、実証手続の種類・時期・範囲を修正する

正解

4. 逸脱の内容と原因を調査し、内部統制への依拠の程度を見直したうえで、実証手続の種類・時期・範囲を修正する

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解説

運用評価手続で識別した内部統制からの逸脱については、その内容と原因を調査し、内部統制の運用状況の有効性の評価及び当該内部統制への依拠の程度に及ぼす影響を検討したうえで、必要に応じて実証手続の種類・時期・範囲を修正しなければならない(監基報330)。想定を上回る逸脱があるのに「当初計画どおり内部統制に全面的に依拠して実証手続を減らす」のは、リスク評価の前提が崩れているため誤り。逸脱が僅少でも「原因を調査せずに内部統制は有効であると結論づける」ことは、逸脱の性質を無視しており誤り。「評価は変えず、経営者に口頭で改善を要請するにとどめる」のは、監査証拠上の影響検討を欠き、対応として不十分であるため誤り。

一問一答

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