公認会計士に戻る
監査論難易度: 標準

公認会計士 一問一答監査論 第115問

問題

期末に計上されている棚卸資産について、権利と義務のアサーションを確かめる監査手続として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1棚卸資産の数量を実地棚卸の立会いによって確かめる
  2. 2委託販売の受託品や預り品が自社在庫に含まれていないか、契約書等により保有形態や所有権の帰属を確かめる
  3. 3棚卸資産の単価を、直近の仕入伝票と照合して評価額を確かめる
  4. 4棚卸資産の期末残高が総勘定元帳から財務諸表に正しく集計されているかを確かめる

正解

2. 委託販売の受託品や預り品が自社在庫に含まれていないか、契約書等により保有形態や所有権の帰属を確かめる

詳しい解説を見る

解説

権利と義務のアサーションは、計上された資産に対する権利を企業が有し、負債が企業の義務であることに関する主張である。棚卸資産については、委託販売の受託品や他社からの預り品など所有権が自社にないものを在庫に含めていないか、逆に他社に預けた自社在庫が漏れていないかを、契約書等により保有形態と所有権の帰属を確かめることが権利と義務の検証となる(監基報315)。「実地棚卸の立会いによって数量を確かめる」のは主として実在性に関する手続であるため誤り。「仕入伝票と照合して評価額を確かめる」のは評価に関するアサーションに対応するため誤り。「総勘定元帳から財務諸表への集計を確かめる」のは表示や集計に関わる手続であり、権利と義務の検証ではないため誤り。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

監査論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では会計士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。公認会計士試験は財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の短答式科目に租税法を加えた体系で構成されます。受験資格は不要で、簿記や税理士学習からのステップアップにも向いています。