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監査論難易度:

公認会計士 一問一答監査論 第114問

問題

売上高に関して、実在性のアサーションと網羅性のアサーションを検証する監査手続の方向性について、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1実在性の検証も網羅性の検証も、いずれも出荷記録から総勘定元帳へ突合する方向で行う
  2. 2実在性の検証は、決算書に計上されていない出荷を探す方向で行う
  3. 3実在性の検証は総勘定元帳の売上計上額から証憑へ、網羅性の検証は出荷記録等の証憑から総勘定元帳へ突合する方向で行う
  4. 4実在性と網羅性は同一の概念であり、いずれの方向で突合しても両者を同時に検証できる

正解

3. 実在性の検証は総勘定元帳の売上計上額から証憑へ、網羅性の検証は出荷記録等の証憑から総勘定元帳へ突合する方向で行う

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解説

実在性は計上された取引や残高が実際に存在するかを問うため、帳簿(総勘定元帳)に計上された売上から出荷記録等の証憑へ遡って裏付ける方向で検証する。一方、網羅性は計上すべき取引が漏れなく記録されているかを問うため、出荷記録等の証憑から帳簿へ突合し計上漏れの有無を確かめる方向で検証する(監基報315・500)。したがって両者を「いずれも出荷記録から総勘定元帳へ突合する」のは網羅性のみの方向で実在性の検証にならず誤り。「実在性の検証を、計上されていない出荷を探す方向で行う」のは網羅性の検証であり方向を取り違えており誤り。実在性と網羅性は逆方向のリスクに対応する別個の概念であり、「同一の概念でいずれの方向でも同時に検証できる」は誤り。

一問一答

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