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監査論難易度: 標準

公認会計士 一問一答監査論 第126問

問題

監査人が消極的確認のみを利用して監査証拠を入手しようとする場合の適切性に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1重要な虚偽表示リスクが低いと評価され、多数の少額かつ同質な残高が対象で、確認の相手先が確認依頼を無視しないと想定される等の要件を満たす場合に限り適切となり得る
  2. 2重要な虚偽表示リスクが高いほど、消極的確認のみによる方法が適切である
  3. 3相手先が確認依頼を無視する可能性が高い状況でこそ、消極的確認が有効である
  4. 4消極的確認は積極的確認より証明力が高いため、常に消極的確認を優先すべきである

正解

1. 重要な虚偽表示リスクが低いと評価され、多数の少額かつ同質な残高が対象で、確認の相手先が確認依頼を無視しないと想定される等の要件を満たす場合に限り適切となり得る

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解説

消極的確認は回答がない場合に相違がないと推定するため、積極的確認より証明力が低い。監査人が消極的確認のみを利用できるのは、重要な虚偽表示リスクが低いと評価され、対象が多数の少額かつ同質の残高であり、非常に低い例外率が見込まれ、確認の相手先が確認依頼を無視しないと想定される状況等の要件を満たす場合に限られる(監基報505)。したがって「リスクが高いほど消極的確認のみが適切」とするのは逆であり誤り。相手先が確認依頼を無視する可能性が高いと回答なしを相違なしと誤認するおそれがあるため、「無視する可能性が高い状況でこそ有効」は誤り。証明力は積極的確認の方が高く、「常に消極的確認を優先すべき」は誤り。

一問一答

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