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監査論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問監査論 第246問

問題

内部統制監査制度に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.内部統制報告制度の導入当初,内部統制の目的の一つに「財務報告の信頼性」があげられていたが,現在ではそれが「報告の信頼性」に改められており,評価及び監査の対象となる内部統制には財務報告に係るものに限らず,非財務報告と内部報告に係るものも含められている。 イ.内部統制の有効性の評価についての検証は,財務諸表の監査と一体となって行われる。その検証は,異なる水準の保証を得るために異なる手続や証拠の収集等を行うことは適当でないことから,監査の水準で行われる。 ウ.内部統制監査の目的は,経営者が構築した財務報告に係る内部統制が,一般に公正妥当と認められる内部統制の基準に準拠して,全ての重要な点において有効に運用されているかどうかについて,監査人自らが入手した証拠に基づいて判断した結果を意見として表明することにある。 エ.経営者が,当事業年度の直前事業年度に係る内部統制報告書に内部統制の開示すべき重要な不備を報告し,当該開示すべき重要な不備に対する是正状況を当年度の内部統制報告書に付記している場合,監査人が内部統制監査報告書において当該事項を追記することまでは求められていない。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

5. イエ

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解説

正解は「イエ」(正しいものの組合せ)。ア=誤り。内部統制の目的の一つが「報告の信頼性」に改められたのは事実だが、内部統制報告制度において評価及び監査の対象となるのは引き続き財務報告に係る内部統制であり、非財務報告や内部報告に係る内部統制は対象に含まれない。イ=正しい。内部統制の有効性の評価についての検証は財務諸表監査と一体となって行われ、異なる水準の保証を得るために異なる手続や証拠収集を行うことは適当でないため、監査の水準で行われる。ウ=誤り。内部統制監査の目的は、経営者の作成した内部統制報告書が一般に公正妥当と認められる内部統制の評価の基準に準拠して内部統制の有効性の評価結果を全ての重要な点において適正に表示しているかどうかについて意見を表明することであり、内部統制が有効に運用されているかどうか自体について監査人が直接意見を表明するものではない。エ=正しい。前年度に報告した開示すべき重要な不備の是正状況を経営者が内部統制報告書に付記している場合、監査人がこれを内部統制監査報告書に追記することは求められていない。(出典: 令和7年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 監査論 問題6)

一問一答

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