問題
監査サンプリングで発見した逸脱又は虚偽表示の評価に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1サンプルで発見した虚偽表示は、そのサンプル項目に限った金額としてのみ扱い、母集団への影響は推定しない
- 2サンプルで発見した虚偽表示を母集団全体に対して適切に推定し、他の虚偽表示と合算して重要性との関係を評価する
- 3発見した逸脱が明らかに孤立した事象であっても、追加的な検討は一切行わない
- 4サンプリングの結果、許容範囲を超える虚偽表示が推定されても、追加手続は不要である
正解
2. サンプルで発見した虚偽表示を母集団全体に対して適切に推定し、他の虚偽表示と合算して重要性との関係を評価する
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解説
監査サンプリングでは、サンプルで発見した虚偽表示や逸脱をもとに母集団全体の虚偽表示額や逸脱率を推定し、その結果を許容可能な水準や重要性と比較して評価しなければならない(監基報530)。したがって発見した虚偽表示を「サンプル項目に限った金額としてのみ扱い母集団への影響を推定しない」のは、サンプリングの目的に反し誤り。逸脱や虚偽表示が明らかに孤立した事象(アノマリー)であると判断するには、それが母集団を代表しないことについて高い程度の心証を得る追加的な検討が必要であり、「追加的な検討を一切行わない」は誤り。推定した虚偽表示が許容範囲を超える場合には追加手続や母集団の再検討が求められ、「追加手続は不要」は誤り。
一問一答
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