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監査論難易度:

公認会計士 一問一答監査論 第197問

問題

期末日において財務報告に係る内部統制に開示すべき重要な不備が存在し、経営者が内部統制報告書において「内部統制は有効でない」旨と当該不備の内容及びそれが是正されない理由を適切に記載した。この場合の監査人の内部統制監査意見として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1内部統制報告書が不適切であるとして不適正意見を表明する
  2. 2内部統制の有効性そのものを監査人が独自に判定して有効である旨の意見を表明する
  3. 3開示すべき重要な不備がある旨を含め内部統制報告書が適正に表示していると認められるとして、無限定適正意見を表明する(重要な不備の内容等を追記情報として記載する)
  4. 4内部統制監査の意見を表明しない

正解

3. 開示すべき重要な不備がある旨を含め内部統制報告書が適正に表示していると認められるとして、無限定適正意見を表明する(重要な不備の内容等を追記情報として記載する)

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解説

開示すべき重要な不備が存在しても、経営者がその旨と内容・是正されない理由を内部統制報告書に適切に記載していれば、内部統制報告書自体は事実を適正に表示していると評価できる。したがって監査人は内部統制報告書に対して無限定適正意見を表明し、開示すべき重要な不備がある旨を追記情報として記載する(内部統制監査の実施基準)。ゆえに無限定適正意見とする内容が正解。「不適正意見を表明する」とする内容は、内部統制の状況が適切に開示されている点を看過し誤り。「監査人が独自に有効と判定する」とする内容は、監査の対象が内部統制報告書の適正性である点に反し誤り。「意見を表明しない」とする内容も、適正に開示されている本事例には該当せず誤りである。

一問一答

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