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監査論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問監査論 第257問

問題

分析的実証手続に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.監査人は,特定のアサーションに関する十分かつ適切な監査証拠を自ら入手することを求められているため,分析的実証手続の実施に際して,経営者が実施した分析的手続の結果を利用することはない。 イ.監査人は,分析的実証手続の実施の際に利用する情報の作成に関する内部統制に対して運用評価手続を実施した結果,当該内部統制が有効である場合には,分析的実証手続の結果についてより強い心証を得ることができる。 ウ.分析的実証手続において,計上された金額又は比率に関して監査人が算出した推定値の精度は,当該手続が適用された情報の細分化の程度により影響を受けることがある。 エ.監査人は,実証手続を実施するに当たって,監査リスクを許容可能な低い水準に抑えるために,状況に応じて,詳細テストのみを実施するか,分析的実証手続と詳細テストを組み合わせて実施するかのいずれかを選択しなければならない。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

4. イウ

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解説

正解は「イウ」(正しいものの組合せ)。ア=誤り。分析的実証手続の実施に際して、監査人は経営者が実施した分析的手続の結果を利用することもある(その場合、経営者の分析の適切性を評価する)。イ=正しい。分析的実証手続で利用する情報の作成に関する内部統制について運用評価手続を実施しその有効性を確かめた場合には、手続の結果についてより強い心証を得ることができる。ウ=正しい。監査人が算出する推定値の精度は、分析的実証手続が適用される情報の細分化の程度(勘定科目別・拠点別・月別等)に影響を受けることがある(監基報520)。エ=誤り。実証手続として、分析的実証手続のみを実施すること、詳細テストのみを実施すること、両者を組み合わせることのいずれも状況に応じて選択でき、二者択一ではない。(出典: 令和7年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 監査論 問題17)

一問一答

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