問題
違法配当に係る業務執行者等の責任の免除(会社法462条2項・3項)に関する記述として、正しいものはどれか。
選択肢
- 1違法配当に係る業務執行者の責任は、取締役会の決議のみで自由に全部免除できる。
- 2業務執行者は、無過失を証明しても違法配当の責任を一切免れない。
- 3違法配当に係る支払義務は無過失を証明した場合を除き免れず、分配可能額を超える部分は総株主の同意でも免除できない。
- 4違法配当に係る責任は、株主総会の普通決議により常に全部免除できる。
正解
3. 違法配当に係る支払義務は無過失を証明した場合を除き免れず、分配可能額を超える部分は総株主の同意でも免除できない。
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解説
違法配当について462条1項の支払義務を負う業務執行者等は、その職務を行うについて注意を怠らなかったことを証明したときを除き責任を免れず(会社法462条2項)、この義務は、分配可能額を超える部分については、総株主の同意があっても免除することができない(462条3項)。したがって、無過失の証明がある場合を除き免れず超過部分は総株主の同意でも免除できないとする記述が正しい。取締役会決議のみで自由に全部免除できるとする記述は誤り。無過失を証明した場合には責任を免れ得るから、無過失でも一切免れないとする記述も正しくない。株主総会普通決議により常に全部免除できるとする記述も、462条3項の免除制限に反し誤りである。
一問一答
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