問題
株式会社の清算結了に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1清算は、清算人が就任した時点で当然に結了する
- 2清算結了の登記をすれば、決算報告の承認がなくても清算は当然に終了する
- 3清算事務が終了したときは、清算人は決算報告を作成して株主総会の承認を受けなければならず、この承認によって清算が結了する
- 4清算結了の後は、会社に関する帳簿資料を直ちに廃棄しなければならない
正解
3. 清算事務が終了したときは、清算人は決算報告を作成して株主総会の承認を受けなければならず、この承認によって清算が結了する
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解説
会社法507条により、清算事務が終了したときは、清算人は遅滞なく決算報告を作成し、これについて株主総会の承認を受けなければならず、この承認によって清算が結了し会社の法人格が消滅する。清算人の就任は清算手続の開始を意味するにすぎないから、清算人が就任した時点で当然に結了するとする記述は誤りである。清算結了には決算報告の承認という手続が不可欠であるから、承認がなくても登記のみで当然に終了するとする記述も誤りである。清算人(または利害関係人)は、清算株式会社の帳簿資料を清算結了の登記の時から10年間保存しなければならない(508条)から、清算結了後に帳簿資料を直ちに廃棄しなければならないとする記述も誤りである。決算報告の承認は、清算事務が適正に完了したことを株主に確認させる最終手続として位置づけられる。
一問一答
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