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監査論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問監査論 第254問

問題

財務諸表監査において監査人が行うコミュニケーションに関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.監査人は,財務諸表監査の過程で識別した内部統制の重要な不備を監査役等に口頭で報告した場合であっても,当該重要な不備を書面又は電磁的記録により報告する責任が免除されるわけではない。 イ.監査人は,過年度の財務諸表監査で監査役等及び経営者に報告した,内部統制の重要な不備に関する是正措置が講じられていない場合であっても,当年度の報告の際,過年度の報告で行った説明を繰り返さずに,以前に行った報告に言及するだけでもよい。 ウ.監査人は,被監査会社に対する監査業務が日本公認会計士協会の品質管理レビューの対象業務として選定された場合,選定された事実は監査役等に伝達しなければならないが,当該業務における品質管理に関する不備事項については伝達できない。 エ.監査人は,監査の過程で虚偽表示を識別しなかった場合,監査人が経営者に要請した経営者確認書の草案について,監査役等とコミュニケーションを行わなくてよい。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

1. アイ

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解説

正解は「アイ」(正しいものの組合せ)。ア=正しい。識別した内部統制の重要な不備は監査役等に書面又は電磁的記録により報告しなければならず(監基報265)、口頭で報告した場合でもその責任は免除されない。イ=正しい。過年度に報告した重要な不備について是正措置が講じられていない場合、当年度の報告では以前に行った報告に言及するだけでもよく、過年度の説明を繰り返す必要はない。ウ=誤り。品質管理レビュー等の対象に選定された事実及び当該業務における品質管理に関する不備事項は、監査役等に伝達することができる(監基報260)。エ=誤り。経営者確認書の草案については、虚偽表示を識別したかどうかにかかわらず監査役等とコミュニケーションを行う。(出典: 令和7年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 監査論 問題14)

一問一答

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