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監査論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問監査論 第253問

問題

財務諸表監査における違法行為の検討に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。 ア.監査人が検討対象とする違法行為は,企業,その経営者,監査役等,従業員等又は企業の指示の下で働く委託先業者等のその他の者の故意による法令違反となる行為をいい,過失によるものは含まれない。 イ.監査人は,違法行為又はその疑いに関する情報に気付いた場合,当該行為の内容及びそれが発生した状況について理解し,財務諸表に及ぼす影響を評価するために詳細な情報を入手しなければならない。 ウ.監査人は,監査の実施過程で気付いた違法行為又はその疑いに関連する事項について,当該違法行為又はその疑いが故意でかつ重要であると判断した場合,法令により禁止されていない限り,当該事項について監査役等と速やかにコミュニケーションを行わなければならない。 エ.企業に適用される法令は,それを遵守しない企業に対して罰金,課徴金,訴訟等をもたらし,財務諸表の金額又は開示に直接影響を及ぼすことになるため,監査人は,企業の違法行為を防止する責任を負う。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

4. イウ

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解説

正解は「イウ」(正しいものの組合せ)。ア=誤り。監査人が検討対象とする違法行為には、故意によるもののほか過失による法令違反行為も含まれる(監基報250)。イ=正しい。違法行為又はその疑いに関する情報に気付いた場合、監査人は当該行為の内容及び発生した状況について理解し、財務諸表に及ぼす可能性のある影響を評価するために詳細な情報を入手しなければならない。ウ=正しい。監査の実施過程で気付いた違法行為又はその疑いが故意でかつ重要であると判断した場合、監査人は法令により禁止されていない限り、当該事項について監査役等と速やかにコミュニケーションを行わなければならない。エ=誤り。企業の違法行為を防止する責任は経営者及び監査役等(企業側)にあり、監査人が違法行為を防止する責任を負うわけではない。(出典: 令和7年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 監査論 問題13)

一問一答

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