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財務会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問財務会計論 第287問

問題

次の〔資料〕に基づき,S社の土地に関してX4年度末のP社連結貸借対照表に計上する繰延税金負債の金額として正しいものの番号を一つ選びなさい。なお,計算結果に端数が生じる場合,千円未満を四捨五入すること。 〔資料〕 1.P社は,X1年度末に,S社の発行済株式の35%を第三者より取得し,S社を持分法適用関連会社とした。また,X3年度末に,S社の発行済株式の30%を取得し,S社を連結子会社とした。 2.S社は単一の土地を保有している。その土地の帳簿価額および時価は,次のとおりである。(単位:千円)
時点帳簿価額時価
X1年度末2,500,0002,700,000
X2年度末2,500,0002,900,000
X3年度末2,500,0003,150,000
3.X4年度中に,S社は保有する土地について,その面積の5分の3(帳簿価額1,500,000千円)を第三者に2,250,000千円で売却した。 4.実効税率を30%として,税効果会計を適用する。

選択肢

  1. 154, 000 千円
  2. 278, 000 千円
  3. 399, 000 千円
  4. 4105, 000 千円
  5. 5117, 000 千円
  6. 6195, 000 千円

正解

2. 78, 000 千円

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解説

正解は「78,000千円」。連結上の土地の評価差額は支配獲得日(X3年度末)の時価で認識する(全面時価評価法)。持分法適用期間(X1年度末〜X3年度末)の評価差額は持分法上の投資額の計算に用いられるにとどまり、連結貸借対照表に土地の評価差額として計上されるのは支配獲得時の時価3,150,000千円と帳簿価額2,500,000千円との差額650,000千円である。これに対する繰延税金負債=650,000×30%=195,000千円。X4年度中に土地の面積の5分の3(帳簿価額1,500,000千円)を第三者に売却したため、評価差額のうち5分の3(390,000千円)が実現し、対応する繰延税金負債117,000千円が取り崩される。X4年度末の繰延税金負債=195,000×2/5=78,000千円。(出典: 令和7年公認会計士試験 第Ⅱ回短答式試験 財務会計論 問題17)

一問一答

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