問題
金融商品に関する会計基準が採用する、金融資産の消滅の認識に関する考え方(アプローチ)として正しいものはどれか。
選択肢
- 1金融資産を構成する権利義務のすべてが一体として移転した場合にのみ消滅を認識するリスク・経済価値アプローチ
- 2金融資産を構成する財務構成要素ごとに支配の移転を判断し、支配が他に移転した構成要素の消滅を認識する財務構成要素アプローチ
- 3金融資産を保有する意図が消滅した時点で会計上の消滅を認識する意図基準アプローチ
- 4金融資産の時価がゼロになった時点で消滅を認識する時価基準アプローチ
正解
2. 金融資産を構成する財務構成要素ごとに支配の移転を判断し、支配が他に移転した構成要素の消滅を認識する財務構成要素アプローチ
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解説
金融商品に関する会計基準は、金融資産の消滅の認識について財務構成要素アプローチを採用している。これは金融資産を構成する財務構成要素ごとに、それに対する支配が他に移転したかを判断し、支配が移転した構成要素について消滅を認識し、残存する構成要素は引き続き認識する考え方である。「権利義務のすべてが一体として移転した場合にのみ消滅を認識する」のはリスク・経済価値アプローチであり、部分的な譲渡(証券化等)を適切に表せないため我が国基準の採用するところではない。「保有する意図が消滅した時点で認識する意図基準」は客観性を欠き基準の定めに反する。「時価がゼロになった時点で消滅を認識する時価基準」は消滅の認識と時価評価を混同したもので誤りである。したがって財務構成要素アプローチが正しい。
一問一答
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