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財務会計論難易度: 2025年度

公認会計士 過去問財務会計論 第248問

問題

「外貨建取引等会計処理基準」および「外貨建取引等の会計処理に関する実務指針」に関する以下の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切なものの番号を一つ選びなさい。 ア.外貨建有価証券について,満期保有目的の債券や子会社株式は,取得時の為替相場により円換算し,売買目的有価証券やその他有価証券は,外国通貨による時価を決算時の為替相場により円換算する。 イ.決算日の為替相場として,決算日前後一定期間の直物相場に基づく平均相場を用いることができるが,それは決算日前後の相場変動状況から判断して,決算日の直物相場が異常と認められる場合のみである。 ウ.外貨建金銭債権債務は,短期と長期の区別をすることなく,決算日の為替相場により円換算し,換算差額は原則として当期の損益として処理する。 エ.在外子会社の資産および負債の換算に用いる為替相場と,資本に属する項目の換算に用いる為替相場が異なることにより生じる差額は,資産の部または負債の部に計上する。

選択肢

  1. 1アイ
  2. 2アウ
  3. 3アエ
  4. 4イウ
  5. 5イエ
  6. 6ウエ

正解

4. イウ

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解説

正解は「イウ」(正しいものの組合せ)。ア=誤り。満期保有目的の債券は償却原価(外貨額)を決算時の為替相場で換算する(貨幣性項目として換算替えの対象となる)。取得時の為替相場で換算するのは子会社株式・関連会社株式である。イ=正しい。決算時の為替相場として決算日前後一定期間の直物相場の平均相場を用いることができるのは、決算日の直物相場が異常と認められる場合に限られる(外貨建取引等の会計処理に関する実務指針)。ウ=正しい。外貨建金銭債権債務は短期・長期を問わず決算時の為替相場により円換算し、換算差額は原則として当期の為替差損益として処理する。エ=誤り。在外子会社の資産・負債の換算に用いる相場(決算時相場)と資本項目の換算相場(取得時又は発生時相場)との差額は、為替換算調整勘定として純資産の部に計上する。(出典: 令和8年公認会計士試験 第Ⅰ回短答式試験 財務会計論 問題13)

一問一答

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